なにをしていますか？

篠山地方裁判所を改装し昭和57年に開館した歴史美術館に勤めて9年目。再就職でこの仕事に就いてから、独学で勉強し学芸員の資格を取得。少しでも案内があると違う面が見えてくる、そう思って、積極的にお客様とコミュニケーションを図っています。

「持っている知識としてはまだまだだけれど、館内を案内したお客様に、笑顔で帰ってもらえた時が一番嬉しい気持ちです。」

丹波篠山で何をしている時が好きですか？ 

自宅や職場、日々のふとした時に、季節の四季折々をみること。

「桜が咲き、稲が実る、紅葉が綺麗だと、若い頃は気づかなかったのに、そういうことをしみじみと感じるようになったと自分の変化も感じています。」

お気に入りの場所、お勧めの場所はどこですか？ 

歴史美術館の正門をくぐった左側に大きな桜の木があるのですが、これが本当に綺麗。

前職を早期退職した後に、桜の時期にここをたまたま通りかかり、あまりにも綺麗だったので、立ち止まり写真を撮りました。退職祝いに子どもにプレゼントされたカメラで初めて写真を撮ったのがここで、その歴史美術館に今こうやって勤めているのは本当に感慨深いものがあります。

来館された方にお勧めするのは、歩くと少し距離はありますが、河原町妻入商家群への散策です。さらに足を伸ばし京口橋から見る高城山のシルエットも素敵です。